初めての音声対話システム構築~効率アップの開発術~ /

株式会社ヒムズのブログ

声で機械の操作をする時代に

スマートフォンに向かって”Hey siri”、”OK Google” と話しかける。

そんな姿が当たり前になってきた世の中、音声対話システムは新しいユーザーインターフェイスとして定着してきました。

「音声を使って機械と会話する」それは人にとってどんなメリットがあるのでしょうか。

キーボードやマウスを使わなくても(つまり手を使わなくても)コンピューターに指示できる点は、大きなメリットの一つです。使うのは口のほうの「マウス」というわけですね。

手が不自由な方にとっては、生活が格段に便利になるでしょう。 そうでなくとも、作業中に両手がふさがった状態でコンピューターを操作したいシチュエーションは本当に多いのです。料理中にレシピが見たい、修理中にマニュアルが見たい、など…。

また、多機能な機器は、賢い反面、操作メニューが非常に多く、目的の操作を行うためにいくつものステップが必要だったりします。

これも音声で指示できれば、目的の操作を一言で指示できます。

あいまいな言葉や感情から、操作をナビゲートしてもらうこともできます。

例えば、「お腹が空いた」といえば、レストランを探してくれたり、「眠い」とい言えば照明を暗くしたり。機械が気持ちを汲み取ってくれるような感覚は、精神的な満足をもたらしてくれるでしょう。

多くの人が使うようになったインターネットですが、物の購入や何かを予約するときの操作に戸惑う事もあります。そんな時も声でサイトと対話できるなら、もっと親しみやすく便利なサイトになりそうです。

サイトを運営している方々にとっては、より多くの購入機会などが得られるかもしれません。

ロボット(人型ロボット、対話ロボット、コミュニケーションロボット、介護ロボットなど)も一般的な存在になってきましたが、ロボットにとって音声対話は、もはや必須の機能となっています。

人に近い形をしたロボットと音声で対話するのは、もはや、機械を操作しているという感覚ではなく、単に対話している感覚に近のではないでしょうか。

ロボット以外にも、さまざまな機器の制御に音声対話システムが組み込まれはじめています。

 

こうやって音声対話は、マウスやキーボード、デイスプレイなどの既存のインターフェイスとは違うアプローチで機器と人との距離をぐっと縮めてくれるのです。

人は機器の操作が目的ではありませんし、機器はスイッチを押してもらうのが目的ではありません。

人にとっての目的は機器が機能した結果であり、機器にとっては人の望みをかなえるために機能する事が目的です。

人の望みと機器から得られる結果を自然に直接つなぐことができるユーザーインターフェイスが音声対話と言えそうです。

 

次の記事「どうやってシステムに組み込む?開発者の悩み」

 


 

dialog-makerについてご興味を持たれた方は、下記のフォームよりお気軽にお問合せください。

お預かりした個人情報につきましては、株式会社ヒムズの「個人情報保護方針」に従い厳重に取り扱います。

このブログ記事について

このページは、音声認識と音声合成を用いた自然な対話作成技術の株式会社ヒムズのブログです。

音声対話の開発ツールのdialog maker(ダイアログメーカー)と、それにかかわる音声認識・音声合成・対話システムの世界について掲載しています。